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町屋で古民家再生リフォーム
 町屋で古民家再生リフォーム

町屋で古民家再生リフォーム  出雲市 O様邸

施工前

▲工事前

間口の狭い長屋造りで、奥まで土間がつながっていた今回のお宅。
年配のご夫婦二人暮らしを心配なさったご家族より、当社のホームページを見てメールを下さったのがご縁の始まりでした。
水廻りが全て土間にある昔ながらの作りで使いづらく、老朽化もかなり進んでいた為、大規模なリフォームとなりました。また、低い位置に掛る梁をどう処理していくか、どう光や風を通すかが大きな課題でした。
何回も打合せを重ね、出来るだけ生活スペースをコンパクトにまとめつつ、思い切った空間構成で、上からの日の光を取込む工夫をした平面プランが完成しました。台所の奥に配した寝室は直接外部と接する面がなかった為、天井を抜き、ハイサイドからの光と風を取込み、梁を出すことで贅沢な空間が生まれました。最短でつないだ部屋同士を引戸で仕切り、夏場はすべてを開け放つといい風が通ります。県の助成事業も利用して、家全体をバリアフリー仕様に。オール電化にもなり、快適で安心して暮らしていただける 「 終の棲家 」に生れ変わりました。
「快適になったこの家で、まだまだ長生きしないといけないね!」と素敵な笑顔でおっしゃって頂きました。

居間
玄関からの優しい光
玄関
居間
通路兼クローゼット
回遊動線でつながる寝室
広くて明るい玄関土間
古いすりガラスを再利用した建具
大切な梁は顕しに
居間のすぐ隣に設置したキッチン
天井を抜き上部からの光と風を確保
暖房付の浴室