大切に住み継ぐリフォーム 松江市 A様邸

▲工事前
築100年以上経った母屋と蔵を大切にしたい、新しく増える家族の為に快適な住まいにしたいとのご要望から始まった今回のリフォーム。別棟にあり移動が大変だったお風呂。天井が低く昼間から暗かった台所。あちこちにあった段差や収納部を増やしたい等、四世代同居となる皆さんの色々な思いを一つひとつカタチにしていきました。台所は天井を取り払い梁を顕しにし、トップライトを新設。キッチンの位置を部屋の中心に据え、明るく開放的なLDKに。また、使い勝手の悪かった水廻りも短い動線でつなぎ、安全性や利便性もアップ。さらに物置として使っていた蔵は、本来建物が持つ良さを活かしつつ、内装には杉材や珪藻土を一部に使い、居住スペースとして再利用。当初は建て替えないと無理だろうと考えていらしたお施主様からは、リフォームならでは空間に「老人から小さな子供まで、安心して暮らせる住まいとなり、先祖も喜んでいると思いますよ。」と嬉しい言葉もいただきました。LDKの天井に顕れた古材はこれからもご家族を見守ってくれる事でしょう。
【木材利用ポイント・県リフォーム助成事業 利用】