
出雲市国富町 K様から頂いた手紙
<危険なサバイバルキッチンが快適空間に!>
平成12年、台所の床がだわんだわんとたわみ出した。人が台所に来る度に「うちの台所、サバイバルキッチンだよ。床がだわんだわんして、落とし穴があるから気をつけてね。」と言い出して9年!主人の口から、何度かリフォームの話は出ていたが、どうもスムーズにことが進まなかった。同町内に、義理のある大工さんと工務店があり、どちらを立てても良くない方向に行きそうと考え、全然関係のない地区から選べばいいのだと考えていた。何だかんだと考えているうちに、そんな話題ものぼらなくなり、日々の生活に追われ、月日が経っていった。私の体重増加に比例するように、床はどんどんたわんで来る。重い家具は傾いていた。 平成21年、主人が再びリフォームの話を口にする。今回は本気みたいだ。新聞に住宅情報誌が入った。その中に西 工務店さんの「リフォーム体験」という記事を見つけた。ホームページが載っていたので見てみた。私は「いいかも・・・」と感じ、その記事を主人に「ここいいんじゃない?」と軽い気持ちで渡しておいた。ある日の日曜日、主人から電話がかかり「今、西 工務店さんに来てるから家の平面図をファックスしてくれる?」と言う。「はぁ?何で黙って行くの?何で私を連れて行ってくれんのじゃ!」と思いつつ、図面をファックスしたのが始まりでした。その日は工務店はお休みで、イベントルームにいらした児玉さんが応対して下さったらしい。後に聞いた話だが、主人を見た児玉さんは「手芸見学に夫婦で来る人はいるけど、男性一人で来られたのかしら?」と思われたらしい。その時、偶然会社に立ち寄られた専務さんとお話が出来たとの事。この縁とタイミングに感謝と驚きです。 打合せで何度もスタッフの方にお会いするにつれ、なんでも相談するようになっていきました。たまには愚痴まで聞いていただいて・・・。相談すれば丁寧に説明して下さるし、安心してリフォームを進める事が出来ました。家族の姿をありのままに伝えたり、恥ずかしながら、散らかった部屋を見せたり、ある程度さらけ出してしまったら、すごく近い存在の方々に感じるようになり、それが良い方向への近道だったように思います。 今、我が家は寝る時以外、みんなこの空間で過ごします。食事・勉強・仕事。たまにはそのまま寝入ってしまう事もあります。床暖房はほんわかとした温もりで、ヒーターやこたつの温もりとは違い本当に自然です。床暖房のないお部屋に移動した時「えっ、こんなに空気が冷たいんだ!」と感じます。先日、娘が友達を連れて来ました。「温かいね〜。」と横になり、リラックスして話をしている姿を見て嬉しくなりました。親戚も「床暖房なら、これは要らんわ」と座布団を外しくつろいでくれました。「あぁ、落ち着くわ。お酒もすすみそうだ。」という言葉を聞いた時は、最高の気分です。住人として、自分達がくつろぐのは当たり前として、我が家に来た人がくつろげる空間である事は、とても喜ばしいことです。大勢の方々の技と心意気が詰まったこの空間、使い方しだいで色々な表情になります。カウンターに料理の大皿を並べ、バイキングのように夕食を摂ったり、居酒屋風に焼酎サーバーを置いて、まろやかな焼酎をちびりちびりと飲む日もあります。娘がピアノや歌、トランペットのミニコンサートをしてくれる日がくるといいな・・・とか。今度来客があったらどんな風にもてなそうかなぁ・・・とか、思いは膨らんでいきます。
本当に不思議なご縁から始まったお付き合いでしたが、完成後、何度お邪魔してもついつい長居してしまう快適な空間が出来上がりました。オール電化とヒートポンプ式床暖房の組み合わせで、光熱費もダウンさせることに成功!奥様のお人柄の様にいつでも温かな「床暖の館」です。
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